エコノミスト「専門家ほど読み間違える」 3万円突破の株価も「新常態」に

 その動きは他の銘柄や銀先物にも飛び火した。米連邦議会が公聴会を開くなど、社会問題に発展している。

 個人投資家集団はビットコインを新たな標的にしているとの見方も浮上する。野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミストは「ビットコインも通貨を中央銀行の管理から解き放つとのコンセプトで生み出された。権威への抵抗という点で(株式市場の民主化を目指す動きと)共通している」と指摘する。

 一見すると説明しづらい株価の急変動はほかにも起きている。昨春のコロナショックでは、相場の変動率が高まると株式の保有比率を減らす「リスクパリティ」と呼ばれるリーマン・ショック後に開発された投資手法が株価を急落させたとされる。

 エコノミストの豊島逸夫氏は「株式投資は異次元の新常態に入りつつある。ベテランほど読み間違える相場になった」と話している。(経済本部 米沢文)

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