西武鉄道、沿線顧客いかに増やすか 通勤と観光6つの魅力

 在宅勤務が推奨され、通勤・通学客が減少している中での定期旅客増は厳しいが、コーポレートメッセージ「あれも、これも、かなう。西武鉄道」の実現を目指し、沿線に住む顧客をいかに増やすかに全力投球している。

 特設ウェブページ「すもうよ!西武線沿線」を開設し、のびやかな教育環境をかなえることができ、通勤路線と観光路線であることなど6つの魅力を紹介。「西武線沿線に住んでみませんか?」と呼びかける。

 昨年9月、西武池袋線と西武新宿線が交差し、都心へのアクセスも30分前後という利便性の高い所沢駅に大型商業施設「グランエミオ」がグランドオープン。通勤・通学、日々の買い物など生活が一層便利になったことも、暮らしやすいエリアとして見直され、同社にとって追い風となっている。

 沿線随一の学生街で取り組む「江古田キャンバスプロジェクト」(2019年スタート)ではオンライン授業により大学生の通学機会が減少する中、学生や街の人とともに「江古田に元気を取り戻そう!」と題した意見交換を実施。今月末には、江古田駅に学生たちがデザインした作品が並ぶ。街を知り、好きになることが定住につながるというのが渡邉さんたちの思いだ。

 3歳と5歳の子供を育てながらの勤務は1日が早い。在宅勤務の時はオンラインで情報交換しているが、子供と過ごす時間が増え「自分が穏やかになったような気がする」と自己分析する。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ