西武鉄道、沿線顧客いかに増やすか 通勤と観光6つの魅力

【コロナが変えた会社のカタチ】

 首都圏の緊急事態宣言再発令に伴う終電繰り上げが1月20日から始まった。新型コロナウイルス感染拡大から1年が過ぎた。鉄道各社では「3密」を避けるため、車内放送で在宅勤務や時差出勤・通学を呼びかけ、車内や駅などの消毒に取り組む。社員のウイルス感染を防ぐためにマスク着用、手洗い、うがい、出勤前の体調確認なども徹底してきた。

 東京都・埼玉県に路線を持つ大手私鉄の西武鉄道が目指したのは、スピード感。車内では時差通勤や換気の呼びかけ、ホーム待合室や改札付近のオープンカウンター、特急券・定期券などの発売所では自動ドアの開放を行い、利用者同士の間隔確保、空気の循環に配慮してきた。駅構内での消毒液の設置や、券売機や車中で利用者がよく触れるつり革や手すりなどの消毒作業も各駅や車両基地で実施している。

 埼玉県所沢市の本社では在宅勤務などを活用しながら、状況に応じて出社率を3~5割で調整している。現場は利用客の安全を確保するために人員を大きく削減できないという問題があり、可能な範囲で1日当たりの出番者を減らした。

 鉄道本部計画管理部管理課課長補佐の渡邉奈緒さんは、定期旅客を増やすための各種施策を企画する業務を担っている。

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