【インタビュー】Zホールディングス川辺健太郎社長 「今のオンライン化の流れは止まらない」

 --ようやく政府もデジタル化に乗り出した

 「デジタル庁創設への関わりは日本IT団体連盟の会長としてやっている。デジタル庁経験者は付加価値のある人材として認定してほしいとか、デジタル庁に人材を供給してほしいとか。業界を挙げてバックアップしたい。ZHDの社長としては、公共部門のシステムが数年かけてよくなってくると思うので、外部からのアクセスがしやすくなる。そのときにヤフーの出番がくる。例えば、ヤフー不動産の中で引っ越しの契約までできて、付随する移転届とかも出せるようになれば便利になる。行政サービスは、ヤフーの上でも提供できる。数年がかりで、サービスの実装を進めていきたいと思っている」

--政府のデジタル化に対して懸念は

 「公共部門のシステムを最新のものにしていくかにかかっている。密結合のシステムで、古い思想でやられると、使い勝手の悪いものになってしまう。仕様がオープンな設計で、作りこみもモダンな技術が使われ、外部アクセス性が高いことが重要だ。昔の技術の古い閉鎖的なシステムになると掛け声だけになってしまう」

     ◇

 川辺健太郎氏(かわべ・けんたろう) 青山学院大卒。平成7年在学中に電脳隊を設立。12年ヤフー入社。GyaO(現GYAO)社長を経て24年から副社長。30年からヤフー社長。令和元年から現職。東京都出身。

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