欧州中銀、大規模緩和継続 コロナで低迷の景気下支え

 欧州中央銀行(ECB)は21日、ユーロ圏の金融政策を議論する理事会を開き、大規模な量的緩和など現行の政策を継続することを決めた。昨年12月の前回理事会で追加緩和に踏み切ったばかりで様子を見る。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って落ち込む域内景気の下支えを続ける。

 ラガルド総裁は会合後の記者会見で、ユーロ圏経済が「2020年10~12月期はマイナス成長になったもようだ」と指摘。今年に入って新型コロナ感染拡大防止策を強化している国もあり、21年1~3月期も低迷が続きそうだ。

 ECBは声明で「必要に応じて、あらゆる政策手法を調整する用意がある」と表明。追加緩和も辞さない構えだ。

 ECBは昨年12月、ユーロ圏の21年の実質域内総生産(GDP)を前年比3・9%増と予測。新型コロナの再流行を踏まえ、昨年9月時点の5・0%増から引き下げた。(共同)

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