中国、9カ月連続で政策金利据え置き 不動産融資に上限規制

 【北京=三塚聖平】中国人民銀行(中央銀行)は20日、事実上の政策金利と位置付ける金融機関の貸出金利の目安となるローンプライムレート(LPR)の1年物を3・85%のままで据え置くと発表した。据え置きは9カ月連続で、個人向け住宅ローン金利と関係する5年物についても4・65%を維持した。

 中国では、新型コロナウイルスの流行による景気悪化に歯止めが掛かる一方で、金融緩和の副作用で不動産市場の一部でバブル懸念が生じている。それを受け人民銀などは今月1日、銀行の総融資残高に占める不動産融資と個人向け住宅ローンの割合に上限を設ける措置を導入した。

 2020年の不動産開発投資は前年比7・0%増で拡大傾向が続く。先月開催した中央経済工作会議で「住宅は住むためのものであり投機対象ではないという位置付けを堅持する」との方針を示している。

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