東証、過熱警戒で反落 米経済対策期待の買いも

 15日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前日終値を挟んで推移した後に反落した。景気の実勢と懸け離れた相場過熱を警戒した売り注文が出た。一方で米経済対策案を期待する買いも見られた。

 午前10時現在は前日終値比12円21銭安の2万8686円05銭。東証株価指数(TOPIX)は5・63ポイント安の1867・65。

 バイデン次期米大統領が国民への現金給付上乗せを含む巨額の追加策を公表し、追い風となった。デジタル化の進展を背景とする半導体需要の拡大も好感し、平均株価は一時100円超上昇した。

 だが新型コロナウイルスは世界的流行が止まらず、米雇用情勢は悪化が目立つ。こうした中で平均株価は大規模な金融緩和をよりどころに14日までの5営業日続伸で計1600円超上昇。15日は反動で急ピッチの騰勢を嫌った売りが出た。

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