伊藤忠社長に石井専務執行役員が昇格、岡藤会長は続投

 伊藤忠商事は13日、石井敬太専務執行役員(60)が、社長最高執行責任者(COO)に4月1日付けで昇格する人事を発表した。鈴木善久社長COO(65)は代表権を持たない副会長に就任する。岡藤正広会長最高経営責任者(CEO)は留任する。

 同社は、消費者ニーズをくみとり、それを事業やサービスにつなげていく「マーケットイン」の手法を加速させるとしており、岡藤、鈴木、石井3氏による経営体制強化で、改革のスピードをあげる。

 13日に、オンラインで会見した石井氏は、「新型コロナによって経営環境は大きく変わっている。今の商社の事業形態では10年もたない」と危機感を示した上で、「これまでの部門別の縦割り型の商社事業モデルから、消費者の変化に対応し、商品やサービスを提供する新しい商社モデルをつくる」と抱負を語った。

 石井 敬太氏(いしい・けいた)早大法卒。昭和58年、伊藤忠商事入社。インドシナ支配人、執行役員化学品部門長、常務執行役員などを経て令和2年4月から現職。60歳。東京都出身。

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