中国国有の自動車メーカー破産

 中国国有の自動車メーカー、華晨汽車集団(遼寧省瀋陽市)が20日、破産手続きに入った。国営通信の新華社が伝えた。新型コロナウイルスの影響で自主ブランド車の販売が低迷。ドイツ大手BMWとの合弁事業は順調だが、全体の経営悪化をカバーできなかった。中国の破産法に基づき、事業を継続しながら負債を整理し、経営再建を目指すことになる。

 華晨はBMWの他に3つの自主ブランドを持ち、商用車でフランス大手ルノーとも合弁を組む。新華社は「コロナで自主ブランドの経営状況が一層悪化した」と伝えた。BMWなどとの合弁事業には影響しないという。

 中国メディアによると、華晨グループの利益の大半はBMW事業に負っているという。中国の今年の新車販売はコロナでいったん激減した後、10月まで7カ月連続のプラス成長。ただ日本車をはじめ海外勢が好調な一方、中国の現地ブランドは苦戦も伝えられている。(共同)

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