ソニーが通期上方修正 ゲーム好調、「鬼滅」寄与

 ソニーは28日、令和2年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高を従来見通しの8兆3000億円から8兆5000億円に、本業のもうけを示す営業利益を6200億円から7000億円にそれぞれ引き上げた。新型コロナウイルス感染拡大を受けた「巣ごもり需要」でゲーム事業が業績を押し上げる。アニメ事業で連結子会社が製作や配給に関わるアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の大ヒットも寄与する。

 半導体事業は、米国が9月15日から米技術を使う企業に華為技術(ファーウェイ)への半導体輸出を全面禁止する制裁を実施したため、スマートフォン向けセンサーが落ち込むと見込み、下方修正した。

 十時裕樹副社長はオンライン業績説明会で、顧客拡大や分散は3年度に向けて一定の成果が出始めていると説明し、「本格的な収益性の回復は4年度になる」との見通しを示した。

 同時に発表した2年9月中間連結決算は、営業利益が前年同期比7・1%増の5461億円と、上半期として過去最高を更新した。

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