英鉄鋼大手リバティー、独社に買収提案 規模拡大狙う

 英鉄鋼大手リバティー・スチール・グループは16日、ドイツ鉄鋼・機械大手ティッセンクルップに対し、鉄鋼事業の買収を提案したと発表した。新型コロナウイルス感染症の流行で景気が悪化し、鉄鋼需要が落ち込む中、経営規模を拡大し競争を勝ち抜きたい考えだ。

 世界鉄鋼協会によると、2019年の粗鋼生産量はリバティーが541万トンで世界63位なのに対し、ティッセンクルップは1225万トンで35位だった。単純合算すると16位に上昇する。ティッセンクルップの鉄鋼事業をめぐっては、リバティー以外の企業との統合案なども浮上していると伝わっている。

 ティッセンクルップはインド大手タタ製鉄と欧州の鉄鋼事業を統合する計画だったが、競争が減るのを懸念した欧州連合(EU)欧州委員会が19年に承認しないと決め、頓挫していた。(共同)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ