米大統領選どちらでも「円安」 ワタミも和牛焼き肉で米国を目指す

 いずれにせよ、米国経済は成長し、今後「円安」になる公算が大きいと思う。

 世界三大投資家の1人、ウォーレン・バフェット氏が先日、日本の5大商社に投資した。円安になれば輸出の日本の商社は強くなる。さらに商社は、世界で資源を押さえており、インフレに強い。バフェット氏率いる投資会社「バークシャー・ハサウェイ」は昨年、初めて円建て社債を発行したが、それも円安を見越してだろう。

 私の近著『コロナの明日へ』では、日本経済の先行きの警鐘として、「輸出を意識する」「海外拠点を考える」「国内の生産者と付き合う」と挙げたが、ワタミも和牛焼き肉で米国への進出を計画している。アジア市場も拡大を続けるが、やはり米国の外食市場は世界を圧倒する。日本のプロ野球選手が、メジャーリーグを目指すのと同様、外食も、米国一は、世界一であり、そこには挑戦したい。大学時代、ニューヨークのライブレストランに感動し起業を決めた。憧れのアメリカンレストラン「TGIフライデース」の権利を手に入れて日本で展開してきた。経営者人生後半は、誰が大統領になっても、タイムズスクエアに「焼肉の和民」の赤い看板を掲げたい。 (ワタミ代表取締役会長 兼グループCEO・渡邉美樹)

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