6層構造のマスク発売 山本化学、ウエットスーツ素材生かす

 高速水着などの素材メーカー、山本化学工業(大阪市生野区)は16日、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの感染が懸念される冬に備え、素材を多層構造にすることで感染拡大予防の効果を高めた2つのマスク「ビオラ4シールドマスク」「ビオラ5シールドマスク」を22日に発売すると発表した。

 同社は4月、ウエットスーツ素材の伸縮性を生かし、顔にフィットするマスクカバー「ビオラ」シリーズを発売した。6つの穴を開けることで呼吸しやすい特長がある代わりに、鼻や口の部分にはガーゼなどを挟んで使う必要があった。

 一方、新商品はゴムを繊維でラミネート加工した素材を2枚合わせ、6層構造のマスクとして使える。2つとも機能は同じだが「ビオラ5」は着用時に鼻や口が生地に触れづらく、声を出しやすいドーム状にした。価格は「ビオラ4」が3300円、「ビオラ5」が5500円で、いずれも数量限定。別売りの3層フィルター(10枚入り、2200円)を挟んで使うこともできる。

 また、同社は新型コロナ予防で注目の免疫力向上に効果が期待される石灰石で新たに開発した特殊なゴム素材の検証を進める。この素材を身に着けた際に唾液量や抗体の一種であるIgA(免疫グロブリン)が増え、体温が上がるかなどを11月から複数の大学で調べるという。パジャマや肌着、寝具など向けに来春の製品化を目指す。

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