GoToイート「ポイント稼ぎ」に居酒屋チェーンなど対応急ぐ 店側にジレンマも

 新型コロナウイルスの影響を受けた飲食店の支援策「Go To イート」のポイント付与事業で、少額決済によってポイントとの差額を稼ぐ事例が発覚し、外食チェーンが予約条件の変更などに追われている。ただ、事業を来店客増加の呼び水にしたい飲食店側は「予約条件の厳格化により、誘客効果が薄れるのでは」と気をもんでもいる。

 「来店客が増え、ルール違反だったわけではないが、マイナスの影響も出てしまった」。ポイント稼ぎの利用が相次いだ居酒屋チェーン鳥貴族の担当者はジレンマを口にする。

 事業では予約サイトを通じて飲食店を予約すると昼は500円、夜は1千円分のポイントが付与されるが、鳥貴族では298円(税別)の1品のみを注文し、1千円分のポイントを受け取る事例が複数店舗で発生。同社は7日から8日にかけて、予約対象をコース料理などに限定した。

 19日から参画する回転すしチェーンのくら寿司も利用額の下限を決め、予約人数も複数に限定する方針。「連携するオンライン予約サイトからの提案もあり、問題が起こる前から防止策を検討していた」(広報担当者)と話す。

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