ファーウェイ製品「リスク管理困難」 英情報当局が安全懸念

 英情報当局傘下の評議会は1日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)製品の安全性に関して引き続き懸念を示す年次報告書を公表した。技術上の欠陥修正が昨年から限定的にしか進んでいないとし、改善するまで「将来の製品を適切にリスク管理するのは困難」と改めて指摘した。

 英政府は2027年までに、ファーウェイ製品を第5世代(5G)移動通信システムから排除する方針を決めている。英国における同社の立場は苦しくなっている。

 報告書はファーウェイの技術上の欠陥に加え、米企業が政府の許可なく製品を輸出することを禁じるリストに登録された影響もあって、新たな製品のリスク管理が、より難しくなったと分析。ただ欠陥が「中国政府の介入によるものとは考えていない」とも指摘した。

 ファーウェイ製品の5G通信網での活用を巡っては、ドイツ政府が監視を強化する方針と伝わった。政治的な信頼性も確認する方向といい、使用制限につながりそうだ。(共同)

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