産婦人科向け臨床検査受託のバリノス、年内にも海外展開へ

 産婦人科向け臨床検査受託サービスを手がけるバリノス(東京都江東区)は25日、三井住友銀行系ベンチャーキャピタル(VC)のSMBCベンチャーキャピタル(同中央区)と、みやこキャピタル(京都市左京区)を引受先とする第三者割当増資により、総額3億円の資金調達を実施したと発表した。調達した資金を投じて、早ければ年内にも海外数カ国でのサービスを始める。

 バリノスが世界で初めて実用化させた子宮内フローラ検査は、子宮内部のさまざまな細菌の生息状況を調べるもの。平成29年7月に始めた。子宮内に生息する善玉菌の数よりも悪玉菌の数が多いと不妊になりやすい。検査結果を手がかりにして悪玉菌の増殖を抑える抗生物質を投与できれば、不妊治療に役立てられる。

 すでに約140の医療機関から検査を受託。検査数も増え続けているため、今年8月には本社を東京都品川区から同江東区内に増床移転した。

 バリノスは、遺伝子解析ツール開発米イルミナの日本法人で営業を担当していた桜庭喜行社長、研究者の長井陽子取締役が中心となって平成29年2月に設立した。

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