東証続落、82円安 円高で企業業績に懸念

 27日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落し、前日比82円00銭安の2万3208円86銭で取引を終えた。米国が金融緩和策を強化するとの観測から円高ドル安が進み、製造業などの業績を懸念した売り注文が優勢となった。

 東証株価指数(TOPIX)は8・59ポイント安の1615・89。出来高は約9億2300万株。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演を控え、緩和強化を示唆するとの予想が広がり円高ドル安が進んだ。輸出関連企業の収益が目減りすると懸念され、朝方から自動車や化学などの銘柄が値下がりした。

 南シナ海やハイテク産業の扱いなどを巡る米中対立の激化も、株式相場の重荷となった。

 午後に入ると、健康不安説の出ている安倍晋三首相が28日に記者会見を開く方向で調整していることを受けた様子見気分も広がり、取引は低調になった。

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