トヨタ「ヤリス」 日本車らしくない本気のコンパクトでトップを狙う

 トヨタ「ヤリス」。名前を聞いただけでは、どんなクルマか思い浮かばない人もいるかもしれない。車名の由来がギリシャの神々というヤリスは、日本でベストセラーとなった「ヴィッツ」の後継車だ。平成11年に発売され、21年間で224万台超を販売した人気車がフルモデルチェンジ。ハイブリッドにガソリン車、SUVやスポーツタイプなど、ラインアップを一新してコンパクトカーのトップを狙う。トヨタが満を持して送り出した世界戦略車に試乗した。(土井繁孝、写真も)

■ライバルと競い合い

 トヨタはコンパクトカーだけでも「アクア」や「カローラスポーツ」など8車種がラインアップされる。特にアクアとは、デザインやボディーサイズも似ており選択に悩むが、発売から9年が過ぎたアクアは、安全装備などで後れを取る。

 グレードの多さにもトヨタの意気込みを感じる。ハイブリッド、FFのみのアクアと比べて、排気量の異なる2種類のエンジンに、雪国に強い4WDも用意される。さらにGRヤリスやヤリスクロスなどが次々に投入される予定だ。

 もちろん、このジャンルはライバル車も多い。同時期にフルモデルチェンジした、ホンダの「フィット」は、ヴィッツ時代から販売台数を競い合ってきた。

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