GoToトラベル 効果「4割減」 需要押し上げ「1兆円→6000億円」 第一生命研・永浜利広氏

 観光支援事業「Go To トラベル」が22日に始まるが、東京都民の旅行や、東京を目的地とする旅行が対象から除外されるなど、政府の方針は二転三転している。新型コロナウイルスの新規感染者が増えていることもあいまって、第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは「当初1兆円程度とみられた需要の押し上げ額が6000億円程度にまで4割減るのでは」と試算している。

 永浜氏は6月24日時点で、トラベル事業による押し上げ額が「7000億円から1兆4000億円程度、真ん中をとれば1兆円程度あるとみていた」とする。国内総生産(GDP)の約2%にあたる額だ。

 しかし、「東京除外」によって、都民の旅行や、東京行きの旅行がなくなった。加えて、新型コロナウイルスの感染拡大で、国民の旅行意欲そのものがしぼむ可能性がある。

 これらを踏まえ、永浜氏は、「トラベル事業による需要の押し上げ額は、4000億円程度、減るのではないか」と予測している。

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