22日から「Go To」 関西各地、期待と不安

 新型コロナの感染拡大に警戒が続く中、関西の観光業界では政府の観光支援事業「Go To トラベル」に期待と不安が入り交じる。兵庫県の淡路島内の3市長らは「淡路島からのお願い」とする共同声明を発表。観光客には「マスク着用や3密回避の行動を」と呼びかける。

 神戸観光局の担当者は「神戸市内の観光施設も厳しい状況。期待はもちろんある」としたが、「クラスター(感染者集団)の発生も心配で安易に観光客を呼び込むことはできない」と複雑な思いを語った。

 関西有数の観光地として知られる和歌山県白浜町では、23日には白良浜(しららはま)が海開きされる。同町の老舗旅館「紀州・白浜温泉むさし」は4連休中、約9割の部屋が予約で埋まっているといい、沼田久博社長(66)は「たくさんの方々に来ていただき、白浜の経済を立て直したい」と意気込んだ。

 朝、夕食ともバイキングだったのを弁当にしていたが、23日からは1人前ずつ小皿で提供する「ハーフバイキング」形式に。人気のサウナは「感染予防には換気が必要だが、熱が逃げてしまう」と中止した。

 大阪・ミナミの商店街でも模索が続く。道頓堀商店会(大阪市中央区)では今月から、休業中の店前など4カ所にテラスを設置し、購入した食事や飲み物を屋外で楽しめる「道頓堀エンタメストリートカフェ」を開催。道頓堀川沿いでの夜市なども計画中だ。

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