大阪の旅行業ホワイト・ベアーファミリーが破綻 星野リゾートがスポンサーに

 旅行会社のホワイト・ベアーファミリー(大阪市北区)と親会社のWBFホールディングス(同)は30日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請した。負債額は2社で計約351億円。帝国データバンクによると、新型コロナウイルス関連の法的整理では最大となる。4月にはグループ企業であるホテル業のWBFホテル&リゾーツも民事再生法の適用を申請。3社とも事業は継続する。

 星野リゾート(長野県軽井沢町)は同日、スポンサーの就任に向けて3社と基本合意したと発表した。星野リゾートは「グローバルに通用する競争力を付けるには、運営拠点の数を増やすことが必要」(広報担当者)と説明。ホワイト・ベアーファミリーはスキーやアジア旅行などに強みがあり、星野リゾートが展開するホテルとの相乗効果も図りやすいとみている。

 ホワイト・ベアーファミリーは昭和56年に法人設立。「しろくまツアー」や「ハッピーホリデー」など安さを売りにした国内外のツアーの企画や販売を手掛け、ホテルなどにも事業を拡大していた。近年はインバウンド(訪日外国人)需要も取り込んできたが、新型コロナの影響で予約の減少などが続いていた。

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