岡山の「京橋朝市」コロナ乗り越え3カ月ぶり開催

 かつて船が多数発着し、岡山の玄関口として栄えた「京橋」(岡山市北区)のたもとで旬の野菜や果物、料理を提供する「京橋朝市」が7日朝、3カ月ぶりに開催された。新型コロナウイルスの感染拡大で4、5月は中止しており、訪れた家族連れらは、久しぶりの早朝のひと時を楽しんだ。

 京橋朝市は、岡山から全国へ情報を発信する拠点を作ろうと、地元商店などで作る実行委が昭和63年9月に開始。毎月第1日曜日朝、河川敷周辺で飲食店などがテントで出店し、近年は毎回5千人を集めるイベントに成長した。県外からの出店も多い。

 1度も休まず開催してきたが、感染拡大を受け4、5月は中止。緊急事態宣言が解除された5月中旬に再開を決めたが、実行委の大島正勝委員長(74)は「その後に県内で感染者が1人でも出たら、すぐに中止するつもりだった」と説明する。今回は県内業者に限って出店を許可し、通常より30店少ない約90店舗が参加。会場ではマスクを配布し「密」を避けるよう張り紙で呼びかけた。

 午前5時ごろから人が集まり出し、6時ごろには家族連れが続々来場。実行委によると約2500人が訪れたといい、大島さんは「いつもより少ないが、皆さんの笑顔が見られたのが良かった。あとはコロナが収まるのを待つだけです」と話していた。

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