パナソニックが採用選考期間を9月まで延長 新型コロナ受け「学生を考慮」

 パナソニックが新型コロナウイルスの感染拡大を受け、6月1日に解禁される令和3年春卒業・入社組の採用選考の終了時期を、例年の7月から9月へ延長することが25日、分かった。選考期間はこれまでの2カ月間から4カ月間へ2カ月、拡大される。同社は延長の理由について、「新型コロナで十分な就職活動ができなかった学生を考慮するため」としている。

 同社は例年、選考過程を6月からと7月からの2回に分け、それぞれ進めてきたが、今年は9月までの間に分散させる。何回に分散させるかはこれから検討する。学生が選考にエントリーできる機会を増やし、準備期間に余裕を持たせることで負担を軽くする。

 また、同社は3月1日に採用を広報して以降、感染予防のため、会社説明会や学生との懇談会をオンラインで行ってきた。6月以降の採用選考でも、採用責任者による最終面接までの全過程をオンラインで行う。

 選考過程では、オンラインで提出されたエントリーシートに添付の写真と映像を照合するなどして、本人確認を徹底する。内定式は昨年と同じく10月ごろにオンラインで実施する予定。

 同社は4月7日の政府による緊急事態宣言以降、オフィス勤務などの社員に原則として在宅勤務を指示している。工場などの生産部門でも、取引先などへの影響が出ない範囲まで出勤者を減らしてきたほか、4月1日の入社式や新入社員研修も、オンラインで実施してきた。

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