1~3月期、実質GDPは年3・4%減 元年度成長率も5年ぶりマイナス

 内閣府が18日発表した令和2年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0・9%減だった。このペースが1年続いた場合の年率換算は3・4%減で、2四半期連続のマイナス成長。新型コロナウイルスの感染拡大が成長率を押し下げた。併せて発表した令和元年度の成長率は前年度比0・1%減で、5年ぶりのマイナス成長となった。

 1~3月期の項目別では、個人消費が前期比0・7%減で2四半期連続のマイナス。感染拡大に伴う外出自粛により、外食や宿泊、旅客・鉄道を中心に振るわなかった。

 設備投資は生産用機械への支出などが減少し0・5%減、住宅投資も4・5%減でいずれも2四半期連続のマイナスだった。輸出入は内外需の低迷を受けて、ともにマイナスとなった。景気実感に近いとされる名目GDPの1~3月期は、前期比0・8%減、年率換算で3・1%減だった。

 西村康稔経済再生担当相は同日の記者会見で、「緊急事態宣言発出後の4、5月はさらに厳しい状況となる。海外でも新型コロナの拡大に伴う経済の低迷が続き、当面、経済が相当程度落ち込む」と指摘した。

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