訪日客激減でドラッグストアに打撃、一部では購買金額40%減 3月調査

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、マスクなどの衛生製品の需要が増えたことで、家庭からこれまで以上に頼りにされているドラッグストア。しかし、3月の1店舗当たりの購買金額は前年から減少しているという。

 小売業向けに顧客の購買データを分析するシステムなどを提供するトゥルーデータは、同社のシステムを採用している全国のドラッグストアを調査。3月の購買金額は昨年同月比で2.8%減の3555万7722円だったと発表した。

 1店舗当たりのレシートの枚数は同6.0%増の2万2357枚だが、1レシートあたりの購買金額は同8.3%減の1590円。買い物客は増えたが、1人あたりの消費額が減ったため、全体ではマイナスになった格好だ。同社は、新型コロナウイルス対策で、マスクや除菌グッズといった目当ての商品だけを購入するケースが増えたと考えられると分析した。

 インバウンド消費が大幅に縮小したことも影響しているようだ。観光庁によると3月の訪日客数(推計値)は前年同月比93%減の19万3700人。購買力があるとされる中国からの訪日客は98.5%減の1万400人だった。韓国からも97.1%減の1万6700人と激減しており、インバウンド業界は危機的な様相を示している。

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