JR東、最終利益32・8%減 新型コロナや台風19号で

 JR東日本が28日発表した令和2年3月期連結決算は、売上高が前期比1・8%減の2兆9466億円、最終利益が32・8%減の1984億円だった。減収は8年ぶり、減益は5年ぶりで、昨秋の台風19号や新型コロナウイルスの感染拡大などが影響した。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の要請や商業施設の営業時間の短縮などで、鉄道や流通、ホテル、不動産など幅広い事業で業績が悪化。2年1~3月期だけでみると、連結最終損益は530億円の赤字だった。

 JR東の赤石良治常務は、新型コロナについて「鉄道業や生活サービスに重大な影響がある」と指摘。「厳しい状況だが感染を極力減らす努力を続けることが重要な使命だ」と述べた。3年3月期の業績については、今後の収入動向が極めて不透明だとして予想を示さなかった。

 また、感染拡大を受け、JR西日本や北海道では役員報酬などを自主返納する方針を示しているが、JR東は「引き続き検討したい」とした。

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