「さすがホンダ」支援車両に賛辞 気圧差で運転手をウイルスから守る

 新型コロナウイルス感染拡大を受けて企業による支援活動が広がっているが、ホンダが自治体に提供した感染者搬送車両が話題になっている。技術力を生かした社会貢献に、ネットでは賛辞が贈られた。

 同社は14日、感染者搬送車両の生産を国内で始めると発表した。東京都の港区、渋谷区に納車済みで、今後は都内などの感染者が多い自治体に合計50台程度を提供する。17日には埼玉県にも4台が提供された。

 ネットユーザーらを驚かせたのは特殊車両の仕組みだ。同社によるとミニバン「オデッセイ」や「ステップワゴン」を改造したもので、運転席と後部座席の間に仕切り板が設置されており、気圧差を作ることで後部座席から運転席にウイルスが流れ込まないようになっているという。感染者を自宅から病院などに送るとき、運転手の感染リスクが低くなるというわけだ。

 ツイッターでは15日頃から「私達の期待しているホンダの姿がここに。お仕事早い!」「気圧差でコロナ予防するっていうのがなんかいかにもホンダらしい 新しい技術ではないにしろ発想で勝負する感じが」などと絶賛のコメントが投稿された。同社のツイッター公式アカウントへ向けて、感謝の言葉とともに「待ってました HONDAのそういうところ大好きです」「HONDAユーザーであることが誇らしい」と書き込む人もいた。

 同社とトヨタ自動車は顔全体を覆う医療用フェースシールドの生産にも取り組んでおり、16日には日産自動車もこれに加わった。工場の3D プリンターを活用するという。自動車メーカーが相次いで他の業界の製品づくりを始めたことに「やっぱりモノ作りの国、技術の国の日本の底力だなぁ」と感心する声もあがった。

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