NY株、1~3月23%下落 87年以来、新型コロナ懸念

 3月31日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比410・32ドル安の2万1917・16ドルで取引を終えた。昨年末終値から23%下落した。米調査会社ファクトセットによると、四半期の下落率は1987年10~12月(25%)以来の大きさ。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞や、原油相場低迷に対する懸念が相場を押し下げた。

 ダウ平均は2月に過去最高値を更新し、3万ドル到達が視野に入ったが、米欧の感染者急増を受けて暴落した。米経済対策への期待感からやや持ち直したものの「多くの不確実性が残る」(市場関係者)として投資家の先行き不安は根強い。

 31日は売りと買いが交錯する不安定な値動きだった。米経済指標が市場予想を上回ったことなどで買いが優勢となり、上げ幅は一時、150ドルを超えたが、引けにかけて売りが進んだ。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は74・05ポイント安の7700・10と反落した。(共同)

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