大和ハウス “中興の祖”樋口会長が退任へ

 大和ハウス工業は26日、樋口武男取締役会長(81)が退任し、最高顧問に就任する人事を発表した。6月の株主総会後の取締役会で正式決定する。後任の会長は置かない。

 樋口氏は平成13年に社長、16年に会長に就任し、社長就任以降、大和ハウスの連結売上高を4倍超に押し上げた同社の“中興の祖”とみなされている。

 ただ、昨年、一戸建て住宅やアパートの建築基準法違反や、中国の関連会社での不正な資金流出などが相次ぎ発覚する中、樋口氏は6月に代表権を返上。最高経営責任者(CEO)も退任していた。

 樋口氏は26日、コメントを発表し、来月には82歳になることなどから「一定の区切り」をつけたと表明した。ただ今後も最高顧問として、「体力の許す範囲内でグループをサポートする」としており、社内での後進の指導などは継続するという。

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