NHK副会長の正籬氏が会見「視聴者により信頼、必要とされるメディアに」

 新たにNHK副会長に就任した正籬(まさがき)聡(さとる)氏(59)が12日、記者会見に臨み、「視聴者に、より信頼されてより必要とされる、そういうメディアに進化していきたい。そこに力を入れていきたいと思っている」と抱負を述べた。

 公共放送からインターネットも含めた公共メディアへの進化を目指すNHKは3月から、テレビ番組を放送と同時にネットに流す「常時同時配信」の試行を開始する。正籬氏は「常時同時配信などで、いつでもどこでも必要な情報を得ることができるようになることは、視聴者の利便性に役立つと思う。それで『NHKはやっぱり必要だ』『信頼できる情報を出している』ということをより一層深めていければいいと思っている」と期待を寄せた。

 総務省や民放から求められている業務、受信料、ガバナンスの「三位一体改革」については、「次期中期経営計画の議論を積み重ねていって、いい解を見つけて経営計画に反映させていきたいと思っている」と語った。

 正籬氏は宮城県出身。早稲田大卒業後、昭和58年にNHK入局。鹿児島放送局や政治部記者を経て、大阪放送局長や報道局長、広報局長などを歴任。平成31年4月から理事を務め、12日に副会長に就任した。

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