「これがいい」より「これでいい」 シャープの投稿に共感集まる

 家電大手のシャープは12日、公式ツイッターアカウントで商品のPRについて考えを語った。ユニークな投稿で知られる同社だが、今回はユーモアを交えたマーケティングが共感を呼んでいる。

 同社の投稿によると、製品の広告やマーケティングに携わる人らは、顧客に「これがいい」と思ってもらうために「あっちを買うと損だぞ、こっちが得だぞと、聞かれてもいないのに拡声器と札束を振り回します」。しかし顧客らは、家電を「これでいい」という感覚で選ぶので、大抵の場合で過剰な商品PRは無駄に終わると持論を展開した。家電においては、どのメーカーの製品も顧客が求める基本的な性能を備えていることが多いため、類を見ない革新的な付加価値がない限り、機能面での差別化は難しいようだ。

 同社は連続して投稿し「リアルに『これでいい』と選ばれることを考えて、シンプルに、いらんことをせず、かっこ悪くない、小型家電シリーズを作りました」とPR。来春から新生活を送る人をターゲットに、自社製の炊飯器や小型冷蔵庫などを紹介した。

 ツイッターでは「すごく刺さります」「確かに冷蔵庫も電子レンジも洗濯機もシャープだけど選んだわけじゃなくて『これでいい』で買ったからなぁ。一人暮らしの条件を満たしてくれるから丁度いい」と、共感を示すコメントが相次いだ。広告は「最後のひと押し」になるので無駄ではないという意見もあった。

 また、「これでいい」は無印良品(良品計画)のコンセプトと同じだ、と突っ込んだネットユーザーに、シャープは「そういうことですよね」と返信していた。

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