ロボットが書類に捺印 働き方改革?アート?戸惑うネット民

 産業用ロボットを手掛けるデンソーウェーブは11日、ロボットが紙の書類に捺印し、書面を電子化する一連の作業を自動化するシステムを発表した。「脱はんこ」で手続きの簡略化を図る企業もあるなか、ツイッターでは違和感があるという声があがっている。

 このオフィス向けロボティクスソリューション「RPA&COBOTTA オフィス向け自動化支援」は、デンソーウェーブ、日立キャピタル、日立システムズの3社が共同で開発。日立キャピタルが契約窓口になり、日立システムズが運用サポートなどを担当する。導入することでオフィス業務の自動化に貢献し、働き方改革の推進をサポートできるという。

 行政手続きをオンライン化する「デジタル手続法」が5月に成立されるなど、世の中はペーパーレス化の方向に進んでいる。日本独特の「はんこ文化」を前提とするシステムに、「紙と印鑑がないと何も先に進まない日本を皮肉ったネタかと思ったらマジなのか」「目的と手段が入れ替わってる」と半ば呆れたようなコメントが書き込まれた。「現実の歪みを示すことこそアート」として、この製品自体がメディアアートなのではないかと考えた人までいた。

 一方、ペーパーレス化の時代とは言っても、すぐに印鑑を電子署名などに置き換えられるわけではないという見方もあるようだ。「あまりのアナクロっぷりに頭を抱えはするが、それでも人間が全部やるよりマシなので、ガンガン導入しまくっていってほしい」「現場の担当者の裁量で手に入る月額で、さらに現場の担当者が残業代をあてにしてなければ案外売れるかも」と期待するつぶやきもあった。

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