米銀の資本規制を緩和 FRBが運用規則最終案

 米連邦準備制度理事会(FRB)は10日、銀行の自己資本などに関する規制緩和の運用規則最終案を公表した。金融危機を契機にオバマ前政権下で成立した金融規制改革法(ドッド・フランク法)の適用を緩和する改正法が昨年5月に成立。FRBの運用規則見直しにより、規制緩和が具体化することになる。

 一部の巨大金融機関を除き、規制が緩和されることになる。パウエルFRB議長は「この規制見直しは米国の銀行の助けになる」と述べ、米銀の競争力が高まるとの認識を示した。

 ただ、ブレイナードFRB理事は「規制の見直しは地域金融機関の負担軽減と思って支持してきたが、今回の見直しは法が求めるものを大きく超えている」と反対を表明した。

 トランプ政権や共和党は、銀行業界の要望を受け、前政権下で強化された金融規制の緩和を進めてきた。(共同)

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