ドコモ、基地局計画前倒し 令和2年春に全都道府県に設置 5G対応端末も公開

 NTTドコモは18日、第5世代(5G)移動通信システムのプレサービスの発表会を都内で開催し、ソニーモバイルコミュニケーションズや韓国サムスン電子などの対応端末を公開した。基地局は国際標準仕様を採用。設置計画を前倒しし、商用サービスが始まる令和2年春ごろをめどに、全都道府県に配置する。3年春までに1万局の設置を目指す。

 ドコモのプレサービスではソニーモバイルコミュニケーションズ、韓国サムスン電子、LG電子のスマートフォンとシャープのデータ通信端末を使用する。20日から始まるラグビーワールドカップ(W杯)では、初戦となる日本対ロシア戦を5Gで中継し、複数の視点から観戦ができるなどのサービスを提供する。

 ドコモの吉沢和弘社長は「(プレサービスでは)商用サービスと同じ環境を提供する。5Gで新しい社会や生活への扉を開く」と述べた。

 ドコモは同日、日本プロゴルフ協会との提携も発表。5G回線を使い、遠隔地でもゴルフレッスンを受けられる実証実験を開始する。スポーツ分野のほか、音楽イベントや法人向けでのプレサービスを計画している。

 ドコモはプレサービスで国際標準仕様を用いた基地局を運用することも公表した。異なるメーカーの基地局でも相互に接続できるようにし、投資コストを抑えながら、対応エリアの拡大を加速する。

 10月から端末の購入代金の補助が制限される新規制に対し、吉沢社長は「端末普及をどう考えるかアイデアを出したい。5Gの普及は国の戦略でもある。国にも働きかけをしたい」と述べた。

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