イオン、秋冬物販売を約1カ月前倒し 消費増税に対応

 流通大手のイオンは19日、寝具や生活雑貨などのインテリア商品について、10月からの消費税率引き上げに伴う駆け込み需要を取り込むため、通常は9月下旬から展開する秋冬向け新商品の販売を約1カ月前倒しして同日から順次、始めると発表した。消費者が手に取りやすい価格と機能性の両立もアピールし、競合他社との差別化を図る。

 イオンリテールの久永晋也執行役員は「消費税率引き上げ前に余裕をもって購入を検討してもらえるように早めの展開とした」と前倒しの理由を説明した。

 新商品は合成繊維ながら羽毛布団並みの保温性を実現した掛け布団のほか、食材に含まれた水分で調理できる無水調理鍋など約500品目。掛け布団はカバーを代えることで暖かさを調節できるなど、暖冬でも厳冬でも対応できるのが売りという。また、楽に汚れ落としができるシートなども取りそろえ、年末の大掃除シーズンなどに備える。

 久永氏は秋冬物の商戦について、「今年は軽減税率などもあるが、それでもかなりの駆け込み需要と反動減が見込まれるので、商品力を前面に押し出してやっていきたい」と口元を引き締めていた。

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