製紙2社増益、値上げ貢献 日本製紙は黒字転換

 製紙大手4社の令和元年4~6月期連結決算が9日出そろった。紙の国内需要が低迷する中、製品価格の値上げが貢献したレンゴーと大王製紙は最終損益で増益を確保し、日本製紙も黒字に転換した。最大手の王子ホールディングス(HD)は原材料価格の高騰が響いて減収減益だった。

 レンゴーの売上高は前年同期比5・6%増の1685億円、最終利益は21・6%増の79億円だった。主力の段ボールを値上げした効果が出た。大王製紙は売上高が1・3%増の1305億円、最終利益が30・4%増の22億円だった。

 前年同期の最終損益が赤字だった日本製紙は、41億円の黒字に転換した。印刷用紙の値上げが寄与したほか、ティッシュペーパーなどの家庭紙も好調だった。

 王子HDの売上高は1・0%減の3755億円、最終利益は30・6%減の120億円だった。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ