金融再編「選択肢の1つ」近畿財務局長、青木氏が就任会見

 今月5日に近畿財務局長に就いた青木孝徳氏(52)が12日、就任後初めての会見を開いた。地域金融機関の再編をめぐり、「それぞれの経営戦略での判断」と断りつつも、「(各金融機関が)役割を果たすなかでの選択肢の一つ」との認識を示した。そのうえで、「サポートするにあたって対話をしたい」と述べた。

 青木氏は東大卒後、平成元年大蔵省入省。主計局総務課長を経て、30年7月から内閣官房内閣審議官を務めていた。

 関西経済について会見で、「世界で戦う企業があり、インバウンド(訪日外国人)客数は非常に好調。2025年大阪・関西万博を控え、開発事業も進む」と評価。一方で、米中貿易摩擦は「輸出産業への影響で、必要であれば本庁と対応を検討したい」と話し、今後の動向を注視するとした。

 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省による決裁文書改竄(かいざん)問題については、「あってはならないこと。信頼回復に努めたい」と述べた。

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