JDI、800億円調達にメド、中国ファンドから通知、本業改善なお課題

 経営再建中の中小型液晶大手、ジャパンディスプレイ(JDI)は12日、同社に対する最大800億円の金融支援について、実現する見通しだと発表した。117億円が不足していたが、支援の中心的役割を務める中国のファンド、ハーベストグループの担当者から出資額を増やすとの連絡があったという。JDIは8月29日に臨時株主総会を開き、出資受け入れを正式決定する方針だ。

 ハーベストが出資額を約525億円から約633億円に増額し、このうち約108億円を米アップルが出す。それ以外は香港のファンド、オアシス・マネジメントが出資し、為替変動による差額も負担する。

 採算悪化で分社化を検討中のスマートフォン向けパネル事業について、外部から出資を募る方針も発表。9月末をめどとしていた子会社化の完了は、12月末に先延ばしした。

 JDIは、4月に台湾と中国の企業連合3社から支援を受けると発表したものの、6月に入り台湾の2社が離脱。その後オアシスが加わったが、117億円が不足していた。

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