東証もみ合い、米中懸念 米ダウ上昇は支え

 12日午前の東京株式市場の日経平均株価は前日終値を挟んでもみ合った。米中貿易摩擦を懸念する売り注文が出た一方、11日の米ダウ工業株30種平均の上昇を支えに買いが優勢になる場面もあった。

 午前11時現在は前日終値比6円06銭高の2万1649円59銭。東証株価指数(TOPIX)は1・99ポイント安の1576・64。

 11日のダウ平均は景気を支える米利下げへの期待が膨らみ、史上初めて2万7000ドルを超えた。だがハイテク株が売られて米ナスダック総合指数は下げ、欧州株も11日は安かったため、海外の市場環境は「日本として素直に喜べない状況」(大手証券)となった。

 12日の日経平均株価は上昇して始まったが、次第に売りに押された。産業用ロボット大手の安川電機が11日に公表した連結決算が低調で、米中対立の悪影響は多くの製造業銘柄にも及びかねないとの不安を招いた。

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