出光、宇部興産、日揮が二酸化炭素資源化の研究会設立

 出光興産と宇部興産、日揮の3社は10日、産業廃棄物を活用した二酸化炭素(CO2)の資源化について、複数の大学と技術開発のための研究会を立ち上げたと発表した。脱炭素社会の実現に向けてはCO2を炭素資源として再利用する「カーボンリサイクル」の技術が期待されており、3社は研究開発を通じ、資源化コストを削減し、将来の事業化を目指す。

 研究会は3月に設立。カルシウムやマグネシウムなどを多く含む産業廃棄物から炭酸カルシウムなどの炭酸塩を作り、建築資材や高付加価値材の材料にする。現在は炭酸塩や資材などの合成に高いコストがかかるため、研究ではコスト低減や合成時のエネルギー使用量を最小限に抑える手法などを開発する。

 3社は2~3年間、基礎研究を進めた後、実証実験を行い、2030年までに実用化につなげたい考え。

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