なぜ新iPod touch ゲーム事業?飛び交う憶測

 アップルは28日夜、多機能端末「iPod touch」の新モデル(第7世代)を発表した。4年ぶりの刷新はネットユーザーから歓迎されている。一方、iPhoneの普及が拡大した今、スマートフォンのような通信機能を持たないiPod touchがどんな役割を持つのか様々な憶測が飛び交っている。

 「待っていました!」。アップルが28日午後10時過ぎに公式サイトで予約を開始すると、翌朝にかけて、複数のツイッターユーザーたちが予約購入したと投稿した。新たに用意された記憶容量256GBのモデルが人気のようだ。

 iPod touchは通話機能を持たないiPhoneのようなもの。新モデルは、データ処理能力が3年前のiPhoneと同程度と見られる。指紋認証センサーや顔認証システムなどの便利機能は搭載されない。iPodシリーズは音楽プレーヤーとしての役割が大きいが、ストリーミングで音楽を聴くユーザーにとってはiPhoneの方が使い勝手が良い。「今更なぜ新機種を」と考える人は少なくないようだ。

 ツイッターユーザーの中には、今秋開始される定額制ゲームサービス「アップルアーケード」のためではないかではないか、と予測する声もある。昨年発売のiPhone XRの価格は8万4800円(64GB)からだが、iPod touchなら2万1800円(64GB)から。アンドロイドスマホを使っている人でも、iPhoneに乗り換えることなく手のひらサイズの端末でアップルアーケードを利用できるという考えだ。

 また高額なiPhoneを子供に持たせたくない親をターゲットにしている、などの意見も。さらに「(サイズがiPod touchとほぼ同じで2016年発売の)iPhone SEの新モデルも出るのでは」と期待のこもったつぶやきも見られた。大手通信キャリアが端末代と料金プランを分けた「分離プラン」を導入したことで、アップルの苦戦が予想されると報じられているが、まだまだアップルとiPhoneの話題性は十分のようだ。

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