日産、世界初の先進運転支援システム 高速道で「手放し」も

 日産自動車は16日、高精度3次元(3D)地図データの採用により、ナビゲーションシステムと連動して、一定の条件下であれば高速道路でハンドルから手を離しても自動で走れるようにした世界初の運転支援システム「プロパイロット2・0」を発表した。今秋、日本で発売する「スカイライン」から搭載を始める。同システム搭載車の販売動向は、日産の業績回復の成否も左右しそうだ。

 一般道から高速道路に入り、本線に合流すると、ナビ連動走行が始まる。運転者が前方に注意して、すぐに操作に戻れる状態にあることを前提に、ハンドルから手を離すことができるという。追い越しなどではシステムが運転者に車線変更を提案。ハンドルに手を添え、スイッチを押して承認すると、周囲の安全を確認しながら車線を変更する。運転者を監視するカメラにより、居眠りなどで操作できないと判断されれば緊急停止する機能も搭載した。

 高精度地図は標識などのデータも含み、道路の形状はセンチレベルの細かさでデータ化。曲がる角度や勾配などを先読みし、滑らかに速度を制御する。国内の全ての自動車専用道路のデータが入った状態で発売され、年に数回、アップデートされるという。

 中畔(なかぐろ)邦雄副社長は「日産は20年以上にわたって運転支援技術のパイオニアとして技術革新をリードしてきた。今回も、最新技術を日本発でグローバルに展開していく」とアピールした。

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