トランプ氏、FRBに再び利下げ圧力「中国は低金利維持」

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は4月30日、ツイッターで、米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を低く押さえれば「(米経済は)ロケットのように上昇する潜在力がある」と述べた。「中国は金利を低く維持している」とも言及し、積極的に景気を下支えする姿勢の中国政府を引き合いに出し、FRBに利下げを促した。

 トランプ氏は「インフレ率が非常に低いにもかかわらず、絶え間なく金利を引き上げてきた」とFRBを改めて批判。市場に資金を流す量的緩和を収束させる動きにも不満を示した。

 米中両政府は今週から閣僚級の貿易協議を再開させた。トランプ氏は、中国が「大型の景気刺激策を追加している」と指摘。中国に対抗する上で、米景気を支える側面支援を、FRBに望む認識をにじませた。

 トランプ氏はこれまでもFRBやパウエル議長を繰り返し批判。市場からは、独立性が重視される中央銀行の政策運営に及ぼす影響を懸念する声もある。FRBは同日から2日間、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開いていており、トランプ氏は、そうした批判をまったく意に介していない様子だ。

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