日産、ルノーと14、15日トップ会談、スナール新会長近く来日

 日産自動車の西川(さいかわ)広人社長(65)は12日、企業連合を組むフランス自動車大手ルノーのジャンドミニク・スナール新会長(65)が近く来日すると明らかにした。両社トップらによる会談は14、15日に行われる予定。連合の維持に向けた原則や運営方針について確認するもようだ。

 西川氏は横浜市内で12日開いた会見で、スナール会長の来日について「今週中に来てもらえそうだ。まずは信頼関係を醸成したい」と強調。西川氏以外にも、日産の取締役と面会するとみられる。

 さらに西川氏は、ルノー優位の資本関係の見直しには具体的に言及せず、「ウィン・ウィンの関係を積み重ねて連合のシナジー(相乗効果)を最大化したい」と強調。「連合の将来は両国にとり必須だ」というスナール氏に歩調を合わせ、融和ムードを演出した。

 スナール氏は1月のルノー取締役会で、日産前会長のカルロス・ゴーン被告(64)の後任として新会長に選任された。日産は新会長の人選をめぐって、コーポレートガバナンス(企業統治)を見直す第三者委員会が3月末までにまとめる提言を踏まえる姿勢だ。ルノーやフランス政府がスナール氏の就任を望む中、ゴーン後の主導権をめぐる攻防が激しくなりそうだ。

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