日産が5日に取締役会 ゴーン被告は取締役も解任へ

 日産自動車は5日に臨時取締役会を開き、4月中旬の臨時株主総会招集を決議する方針だ。総会では前会長のカルロス・ゴーン被告(64)、前代表取締役のグレゴリー・ケリー被告(62)の2人を取締役から外す一方、新任取締役にフランス自動車大手ルノーのジャンドミニク・スナール新会長(65)を選任する。筆頭株主であるルノーの代表者を含む体制で日産のコーポレートガバナンス(企業統治)のあり方を議論し、6月下旬の定時株主総会での提案につなげる。

 日産は昨年11月、ゴーン被告逮捕の3日後に臨時取締役会を開き、ゴーン被告の会長職と代表権を解いた。取締役から外すには株主総会で株主の賛同を得る必要がある。日産は当初、6月の定時総会で取締役の交代を行う方針だったが、ルノーは再三、臨時総会の開催を要求。今月、ルノーがゴーン被告の会長兼最高経営責任者(CEO)職を事実上解任し、後任会長にスナール氏が就任したことを受け、日産は一転、臨時総会の開催に応じた。関係者は「ルノーが新体制に移行したのを契機に前向きに受け入れる姿勢に変えた。お互いに歩み寄ったということだ」と話す。

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