社名もダイナブックに。東芝PC、シャープ傘下で再出発

 シャープのパソコン子会社、東芝クライアントソリューション(TCS)は3日、東京都内で中期経営計画を発表し、来年1月1日に社名を「Dynabook(ダイナブック)」に変更すると発表した。国内で知名度の高いノートパソコン「ダイナブック」ブランドを海外でも展開し事業を拡大。3年後をめどにIPO(新規株式公開)を目指す。

 計画によると平成30年度の業績予想は売上高が1600億円、営業損益は46億円の赤字。これを32年度は売上高3400億円、営業損益70億円の黒字を目指す。

 シャープ親会社の鴻海精密工業(台湾)の調達力を活用してコストを削減。アジアではシャープの販売網を生かして販売を拡大し、高価格帯の新商品を増やして欧米市場に本格参入する。22%の海外販売比率(30年度)を32年度は42%まで高め、33年度は50%以上を目指す。

 TCSの石田佳久会長は、同日の会見で「国内と比べ海外はダイナブックの知名度は低いが、ひとつのブランド名で攻めていくことでブランド価値を高めたい。上場に耐えられる企業価値を創出していきたい」と意気込みを語った。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ