トランプ氏、車関税に意欲 GM工場「高関税なら閉鎖なかった」

 【ブエノスアイレス=塩原永久】トランプ米大統領は28日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のリストラ計画に関連し、輸入車に高関税を課していれば「GMが工場を閉鎖することはなかっただろう」とツイッターに書き込み、検討中の自動車関税発動に意欲を示した。自動車の対米輸出が多い国が「何十年も米国を悪用してきた」と強い不満もにじませた。

 米商務省は自動車と関連部品に高関税を課す輸入制限の検討を続けている。トランプ氏は、GMが5工場での生産停止などを発表したことを受け、関税発動を「鋭意、検討中だ」と改めて強調。発動の判断をめぐって「大統領には多大な権限がある」とも述べた。

 米市場で米メーカーが力を入れる小型トラックの売れ行きが好調なのは「輸入品に25%の関税が課されているためだ」と指摘。輸入車すべてに同率を課せば「より多くの車が米国で生産されていた」と主張し、輸入制限による国内メーカーの保護策を擁護した。

 また「米国に自動車を送り込んできた国々」に米国が利用されてきたと主張。日本や欧州連合(EU)などが米国との貿易交渉に身構える中、米市場への自動車輸出国を牽制(けんせい)した。

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