楽天 携帯電話参入「十分低い料金で」

 来年10月に携帯電話事業に参入する楽天の携帯電話事業子会社「楽天モバイルネットワーク」の山田善久社長は15日、産経新聞のインタビューに応じ、参入時の通信料金について、「十分低い水準で出せると考えている」と述べ、値下げを表明している他社の料金水準を下回ることへの意欲を示した。携帯電話の基地局整備計画では、現状の第4世代(4G)移動通信方式の全国での整備を2年以上前倒ししたうえ次世代(5G)方式にも対応することで、平成32年春を目指す5Gの実用化に備える。

 楽天の新規参入で、既存の大手3社も通信料金の見直しを迫られており、NTTドコモは来春、現在よりも2~4割の値下げとなる新たな料金プランを提供すると表明した。利用者に1年あたり最大で4千億円を還元するとしている。

 山田氏は「他社が値下げをするからといって、自分たちも下げる必要はない(くらい低い水準)と考えている」と自信をのぞかせた。

 楽天は、4Gの基地局を38年3月までに全国に整備する予定だ。将来的に4G基地局は5Gに移行することを見込んでおり、山田氏は「都市部では比較的密に整備する計画なので、(携帯電話事業)参入時に整備する4Gの基地局を5G対応にすれば、ある程度はカバーできる」と述べた。4Gの整備計画についても、「1年とか2年じゃなくて、もっと前倒ししたい」と意欲を見せた。

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