「iPhone売らないとヤバい」――元店員が振り返る、重い「販売ノルマ」

 多くのケータイショップで、花形として目立つ位置に据えられるiPhone。実際に利用ユーザーも多いことから、「iPhoneは売れて当然」と感じている方も多いのではないでしょうか。

 しかし、販売店の内側にいるとまるで世界が変わります。iPhoneは「売らないとヤバい」代物なのです。

 にわかには信じ難い話かもしれませんが、筆者も長らく携帯電話の販売に関わってきた中で、iPhoneの販売台数を必死に追いかけたことが何度もあります。

 今回は、ケータイショップに課せられたiPhoneの「販売ノルマ」の実態をお話しします。

国内シェアトップのiPhoneだが、その裏には…?

国内シェアトップのiPhoneだが、その裏には…?

iPhoneが何もせずとも売れるのは昔の話

 冒頭にも書いたように、国内市場でiPhoneはスマートフォンの代名詞的な存在であることは間違いないでしょう。実際に出荷台数や販売台数のシェアを見ても、iPhoneは国内の約半数を占めています。

 実際、発表されたばかりの新モデルを予約なしで購入するのは困難。販売店サイドとしても、在庫を入庫すればセールストークをせずとも売れていくほど販売は簡単です。

 しかし、それも新モデルの発売直後だけの話。

 在庫が潤沢になり、入手が容易になってくると必然的にiPhoneの売れ行きは下がり、販売には相応の努力が必要になります。さらに新モデルの発表や発売が近づくと、買い控えでより販売が難しくなります。

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