「シックスパッド」のMTGが上場 時価総額2840億円

 健康や美容機器の企画開発のMTG(名古屋市)は10日、東京証券取引所の新興市場マザーズに株式を上場した。終値(7350円)に基づく時価総額は2840億円で、今年のマザーズの新規上場企業の時価総額としては、フリーマーケットアプリ運営のメルカリに次ぐ、2番目の大きさとなった。

 MTGは電気刺激で筋肉を鍛えるトレーニング機器「シックスパッド」にサッカーのクリスティアノ・ロナルド選手を広告に起用するなどブランド戦略で成長。平成29年9月期連結決算の売上高は453億円、最終利益は43億円だった。

 上場で調達した資金は海外展開や新ブランド開発強化に充てる。記者会見した松下剛社長は「中国やアジア、さらに欧米のグローバル展開を進め次世代にバトンタッチするまでに(売上高)1兆円を目指したい」と意気込みを語った。

 非上場ながら推定企業価値が10億ドル(約1100億円)を超える企業は「ユニコーン」と呼ばれる。政府は今年6月の新成長戦略で、世界の時価総額ランキングを席巻する米中のネット企業に対抗するため、35年までにユニコーン企業を20社創出するとの目標を盛り込んでいる。

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